精神的疲労の回復には走るのがおすすめ!

コロナ禍といわれるようになってから久しく、自由に出掛け、友人と会ったり、飲みに行ったりしていたあの頃が既に懐かしくも思えるほどに、我慢の時代が続いています。

こんな閉塞的な時間の中でココロもカラダも何となく塞いだ感じになってしまったり、

実際に疲労しているわけではないけど、

「疲労感」が抜けない。エネルギー切れしてる。

そう感じている人も少なくないのではないかと思います。

そんなお疲れモードの時こそおススメしたいのが、「走る」事です!

走る事で実感した効果

走る事で得られる効果は、全身の血流改善と有酸素運動から得られるものです。

それぞれの細かいメカニズムはここでは省いて、私が体感した効果についてお伝えします。

⚫︎前向きな気持ちになる

走り終わると全身血が巡っているのがよくわかります。

特に頭(脳)はスーッと冴え渡る感覚を得られて、

悩んでいた物事に対しても「とりあえずやってみよう」というように前向きに捉えられるようになります。

私が通っていたビジネススクールの仲間は、重要な会議がある日は早起きしてジョギングをする事で脳の血流を活発にして集中力を最大に高める、という技を編み出していました。確かに効果があるらしく習慣化しているそうです。

⚫︎走っている時は無心になれる

走る事に集中する事で、自然と無心になる事ができます。

何なくモヤモヤと考えているものから離れる良い機会になります。

⚫︎よく眠れる(起きた時に実感)

程よい肉体的な疲れも手伝って、普段よりも布団に入ってから眠りに入るまでの時間が短くなった感覚があります。

そして特に目が覚めた時!

それまで蓄積していた疲れから抜け出したようなスッキリとした目覚めを体感できました。

⚫︎身のこなしが軽やかに

走る事を継続する事で徐々に筋肉がついていきます。

特に下半身の筋肉が強化される事で、足取りが軽くなり、身のこなしも軽やかになります。

特に実感するのは階段の昇り降りで、それまで(感覚的に)膝で昇り降りしていたのが、脚全体の筋肉を使うようになり、膝への負担も軽くなったように思います。

⚫︎走るのが苦ではなくなる

当たり前といえば当たり前なのですが、ある程度走り込むと、必要な筋肉も発達しますし、

走る時の呼吸の整え方や走るフォームが定着して、走るのが苦ではなくなっていきます。

特にやっててよかった!と実感したのは少し寝坊した時。

前なら途中で息が上がって歩いてしまうところを、自宅から駅まで全区間走破できるようになりますw

⚫︎代謝が良くなる

走ると汗をかくのですが、以前はベタッとしていて、汗に塩分や老廃物がたくさん含まれているように感じていたのですが、徐々にかく汗が乾いてもサラサラな状態に質が変わっていきました。

疲れてるのに走る??

肉体的に疲労しているわけでもないのに疲れている気がする。

それは「気持ちの疲れ」です。

それを解消するのに実はカラダを動かすのが良いキッカケになるのです!

気持ちの疲れって何?

主に強いもしくは蓄積されたストレスなどから、人間の気力に影響を与える脳内の神経物質

(アドレナリンやドーパミン、セロトニン)の分泌が不安定になり、

気力が失せ、精神的な疲労を感じるようになると言われています。

精神的な疲労から抜け出すには

一番いいのはストレスのない環境に身を置く事だと思いますが、なかなかそうもいきませんよね。

一般的に①睡眠 ②運動 ③バランスの良い食事とよく言われます。

私がこのサイクルを回し始めるのに最初におすすめするのが、②運動 なのです。

なぜ運動から?

なぜ運動から始めるのがいいのでしょう?

私自身も経験があるのですが、

精神的疲労を抱えているときほど妙に気が高ぶって熟睡できない…。

横になってもイマイチちゃんと寝た気がしない。

結局テレビを見ながらダラダラ過ごして夜になる…。

一日何もせずに終わってしまったなぁ、

と後悔。

こんな経験ありませんか?

そこで思い出してみてください。

学校のプールの授業で思いっきり泳いだ後の授業は決まって眠くなる。

という事はありませんでしたか?(ちゃんとそれでも授業を受けていた方はすみません)

ある程度の肉体的な疲労=運動が「質の良い睡眠」への導入に有効、ということです。

もちろんバランスの良い食事も重要ですが、これについてはまた別の記事で触れていきたいと思います。

なぜ走るのがおススメなの?

理由①  誰でもすぐ始められる

私は学生時代に運動部系にいたわけでもなく、得意なスポーツがあるわけでもありません。

そんな私でも簡単に始められるのが「走る事」だったのです。

理由②効果を実感しやすい

軽いランニングからでも構いません。

5分程度走ってみるだけで、カラダが温まってくるのがわかります。

そして息が上がってくるのもすぐわかります。

これは走る事で全身の血流が活発になっていること、そして呼吸がはずむ事で有酸素運動を行なっている証拠なのです。

この血流と有酸素運動が精神的な疲労からの脱却に効果を発揮します。

理由③コストがほぼかからない

「自分の足で地面を蹴って駆け出す」これにコストはかかりません。

かかったとしても汗をかいてもいい服(ユニクロあたりにいけば手に入ります)と、シューズがあれば十分です。

こだわらなければ5000円程度で揃います。

「ランナーズハイ」は本当にあった

走り始めたのは7〜8年前。

きっかけは誰でも参加できる市民マラソンに向けての練習でした。

ハーフマラソンだったのですが、さすがに何の準備もせずにやるのは良くないと思い、近所の土手を走ってトレーニングする事に。

⚫︎初めて1ヶ月

最初の数回は10分くらい走っては息が上がるので歩き、落ち着いたらまた走り、を繰り返してました。

トータル3キロ、30分くらいだったと思いますが、それでも全身がポカポカ、程よく汗をかき、爽快な気分になります。

翌日(翌々日?)は筋肉痛に。

⚫︎3ヶ月

2キロくらい走ったところで少し息が上がってくるのですが、

そのまま走り続けると呼吸のリズムが整うようになり、その先も5キロ程度連続して走れるようになりました。

⚫︎半年

この時ある体験をします。

5キロを過ぎたところで、いつもは感じる脚の若干の痛みや張り感、疲れが徐々に感じなくなり

「どこまででも永遠に走れるぞ!」という感覚に。

その日はいつも土手をいつもよりずっと遠くまで走り、往復30キロは走ったと思います。

いわゆる「ランナーズハイ」だと後になって気付きました。

走るタイミング

私がおススメするタイミングは早朝です。

人も少ないですし、走ると暑くなるので日中はバテやすくなります。

朝走ると頭もはっきり冴え渡った状態から一日をスタートできるので、とても充実した一日を過ごせます。

仕事が終わった後、夜に走るのも悪くはないのですが、寝る3時間前までには走り終えましょう。

カラダの興奮状態が醒めないとかえって睡眠の質に悪影響を与えてしまいます。

おわりに

「何だか気分が晴れない」「モヤモヤと考えてしまう」

という時は外に出て家の周りを走ってみてください。

それだけでも少し気分がスキッとすると思います。

そして週末ぜひ一度、時間を作って30分くらい走ってみて下さい。

蓄積してた「気持ちの疲れ」から抜け出せるかも知れません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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