子供の食事に悩むことがあります。
なるべく色んなものを食べさせて、栄養の偏りをなくしたい。
肉だけではなく、野菜や魚系のメニューも、と思って作るのですが、時によってはなかなか食べてくれない事がある。
味付けを濃くしてしまうと、小さいうちはまだ臓器が十分に発達しておらず、大人以上にカラダに負担がかかってしまったり、一度濃い味付けに味覚が慣れてしまうと、薄味のものを口にしたときに味を感じにくくなってしまう…。
こんな悩み、きっと子育てされている方であれば経験されているのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが「ホワイトソース」です。
我が家ではこのホワイトソースを使うだけで、格段に子供の食いつきが良くなるのでご紹介させていただきます。
目次
鍋いらず!ホワイトソースの簡単な作り方
「ホワイトソース」と聞くと…
「小麦粉がダマになって失敗したり、すぐ焦がしてしまってホワイトじゃなくなる」
「ずっと鍋をかき混ぜてないといけないし時間と労力がかかる」
「材料の配合間違えたのかいまいちクリーミーにならない」
といったイメージがありますよね?
私も過去にホワイトソースを作ったときには、バターと小麦粉を炒めている時につい火が通り過ぎて茶色い「ブラウンソース」になってしまう事がよくありました。
でもこの方法なら、誰でも簡単に、しかも鍋いらずで美味しくクリーミーなホワイトソースができます!
牛乳・・・・1/2カップ
バター・・・10g
小麦粉・・・大さじ1
●使う道具
耐熱ボウル(レンジ使用OKのもの)
耐熱ゴムベラ
電子レンジ
●作り方
1.耐熱ボウルにバターを入れて、ラップはかけず電子レンジで加熱(600wで10秒)バターを溶かす(10秒で溶けなかったらさらに10秒)
2.溶けたバターに小麦粉を加えて半練り状になるまで混ぜる
3.そこへ牛乳を加えて、すこし混ぜる
4.ラップをふわっとかけて、電子レンジで加熱(600wで1分)
5.よく混ぜて半練り状のバターと小麦粉の塊を牛乳に溶かす
6.再び電子レンジで加熱(600wで20秒)、取り出して混ぜる。これを数回繰り返し、好みのクリーミーさになれば完成!
この作り方であれば、鍋もコンロも使わず、およそ10分足らずで美味しいホワイトソースができます!
食べなかった野菜・魚もこれで復活!ホワイトソースを使ったアレンジ
野菜スープや魚を食べ残してしまった場合、捨ててしまわずにホワイトソースを使ってリメイクできます。
しかも超簡単、大人が食べても美味しいのでぜひお試しを!
「かんたんドリア」
1.残した野菜や魚とご飯をホワイトソースと和える
2.耐熱皿に入れる
3.チーズ、もしくは粉チーズをかけて、オーブントースターでうっすら焼色がつくまで加熱して出来上がり!
もちろんご飯をマカロニに変えればグラタンにも!
「かんたんクリームシチュー」
1.耐熱皿に残ってしまった野菜スープ、そこへホワイトソースを加えてよく混ぜて電子レンジで加熱。出来上がり!
塩分も控えられるスグレモノ!
ここで紹介しているホワイトソースの塩分は、バター10gに含まれる塩分のみで、およそ0.15g
小さじ1/3 が1.5gなので、その10分の1!
「塩ひとつまみ」 がおよそ0.3gくらいなのでその半分の量です。
無塩バターに変えてしまえば、塩分は実質ゼロにすることもできます。
が、さすがに塩分ゼロだと美味しさも半減してしまうので、有塩バターをおすすめします。
このホワイトソースは大人が食べても十分に美味しいので、減塩を心がけている方にもおすすめです。
大人の食事にも使えて手間省ける
大人の夕食と子供の夕食をそれぞれ作るって、2倍とはいかないまでもなかなか手間のかかるものですよね。
上記のようにこのホワイトソースは子供だけではなく、大人もとても美味しく食べることができます。
上記の分量を倍にするなど多めに作って、子供も大人もドリア!という日があってもいいですよね。
当然大人のドリア用に具材を用意する必要はありますが、一度に子供と大人の食事を仕上げることで時短できます。
おわりに
小さな子供の食事は具材の大きさや硬さ、味付けなど気をつける事が意外に多く、特にうす味でも美味しく食べてもらうには…と色々悩ましいものだと思います。
我が家でもダシ味を効かせるなどするのですが、それだけだとレパートリーが少ないなと思う中で出会ったのが、このホワイトソース。
これがあるとレパートリーの幅がグッと広がりますし、味に変化をつけられるので子供も喜んで食べてくれます。
ぜひお試しを!