子供と日々過ごすなかで、悩む事があります。
それは子供の成長を考えた時に何を身につけさせたら将来のためになるのだろう?ということ。
私が子供の頃は習字が流行ってましたが、今はもっとたくさんの習い事があります。
英会話?ピアノ?体操?…正直何がよいのか迷うばかり。
目次
基礎的な能力の開発
そんな時に行き着いた結論は…「とにかく選択肢は多い方がいい」ということ。
子供が興味を持ってやりたいと思えるものを増やすことです。
私が着目したのは基礎的な能力の開発。
そしてそれは「親が子供に小さい頃から出来るだけたくさん話しかけてあげる」事です。
話しかけるだけで能力開発?
米国のある研究者の研究では、子供の話す言語数は親の話す言語数に影響され、1歳〜2歳くらいの時の言語数の多さはその後の能力発達に大きく寄与するという研究結果があるそうです。
ちなみにそれは私が過去に子育てとは全く別の目的で読んだ本の一節にあったものです。
「イノベーション・オブ・ライフ」
この本は子育ての参考書として手に取ったわけではなく、自身の自己啓発のために読んだものでした。
この本はハーバード・ビジネススクールで教鞭をとっていたクレイトン・M・クリステンセンが、「最高の人生をおくるために」をテーマに人生を取り巻く様々な要素(ビジネス、家族、子供…)について自身の経験を交えた考察を記した著書。
私も「幸せな人生とは何か?」を考えるきっかけをこの本から得ました。
実践してみた
まだ1歳にならない頃でしたが、実践してみました。
日常の中で、まるで大人に話しかけるのと同じように話しかけていきます。
「おはよう、今日は天気が良くて気持ちがいいね。昨日は天気が悪かったから今日はその分思いっきり外で遊べそうだね!」
というように、なるべく単語ではなく大人と会話するような話し方を子供と視線を合わせてします。
その結果はいかに?
5ヶ月〜スタート
当然はじめは喃語も話さないような時期だったので、応答はありません。
ただ相手が何かを自分に言っていることは認識していて、じっとこちらを見つめます。
それでよいそうです。
子供は見えるもの、聞こえるもの、触れられるものなど五感を通じて色んな情報を吸収しようとします。
このとき親が話しかける様々な言葉をとりあえずは「音」として取り込んでいくのです。
これは私の推測ですが・・・
●たくさんの言葉(語彙)を「音」として取り込む
●あるタイミングでその言葉が繋がって文章になることや、言葉同士の関連性に気づく
●それまで取り込んできた「音」が初めて言語として理解できる
●言語能力や思考力に変わっていく
のだと思っています。その時というのは個人差があるものだと思います。
1歳〜1歳半
1歳過ぎた頃に喃語なから発展した言葉(「まんま」とか「わんわん」など)を話すようになり
1歳半頃には三語(「わたし、まんま、たべた」のような)で話すようになりました。
これが早いのかどうかはよくわかりませんが、
その後も大人が話すような言葉を恐らく意味はわかってないでしょうが、すらすら話すようになっています。
おわりに
これは個人差がある事なので、「何歳までに話せた方がいい」などというものではありませんし
上記のような事をやったからといって必ず結果に結びつくかは私にもまだわかりません。
ただ親が子供となるべくたくさん触れ合って、言葉をかけてあげる。
これには大いに意味があると思っています。
この先子供がどんな選択肢を選んで道を進んでいくかはわかりませんが
とにかく色んなものに興味を持って経験していってほしい、と考えています。
そのためにも理解力や思考力といったものを豊かにしてあげたい。
いい意味で子供扱いせず、どんどん話しかけてみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!